夢売るふたり

イントロダクション

松たか子 × 阿部サダヲ 夫婦で結婚詐欺!
人間最大の謎は、男と女
心と性を揺さぶる衝撃の «ラブ・ストーリー»

写真:上から「里子の膝で泣く貫也とその背中に手を当てている里子。/貫也の自転車の荷台に里子。二人乗りの後姿。/包丁を持ち、煤まみれの貫也にしがみつく里子。」

松たか子と阿部サダヲ。日本映画界において唯一無二の存在と言える演技派俳優ふたりが初共演で挑む映画『夢売るふたり』は、火事ですべてを失った夫婦が結婚詐欺を繰り返すことで、男と女の切なく危うい【 愛 】を焙り出していく物語。監督は、『蛇イチゴ』(03)『ゆれる』(06)『ディア・ドクター』(09)で国内外の映画賞を総なめにし、著書「きのうの神様」が直木賞候補に選ばれるなど、いま最も注目を集める西川美和。最新作では、自らの原案を基にしたオリジナル脚本を執筆。夫婦そして男女の複雑で奥深い関係と、現代を生きる女たちの心の隙間を、鋭い眼差しと深い心理描写でえぐるように描く。松、阿部のほかに、田中麗奈、鈴木砂羽、安藤玉恵、江原由夏、木村多江、伊勢谷友介、香川照之、そして笑福亭鶴瓶など、ひとクセもふたクセもある個性派揃いのキャスト陣が出演を熱望。人々が日々すれ違いながら生きる東京を舞台に、孤独を抱えた男女の人生が交錯し、やがて歯車は狂い出していく。騙すのか?騙されるのか?愛してるのか?愛してないのか?男と女の心と性を激しく揺さぶる、誰も観たことのない衝撃の【 ラブストーリー 】が誕生する!

新境地!女性監督・西川美和が迫る【男と女】
予測不可能な «愛» のエンターテイメント

写真:上から「苦しげな貫也の横顔を里子がそっと見ている。/電車の中。里子が顔の前に新聞を広げ、上から目だけ覗かせる。/賑やかな通りで、貫也が自転車にまたがり後ろを振り返る。」

男と女、特に夫婦の関係は、深くなるほど面白い。血を分け合ってないゆえに、愛情や思いやりだけでなく、憎しみや嫉妬などの負の感情もない交ぜになって生まれてくる。他人には可笑しく奇妙に見え、本人たちにとってすら不思議で、時には歪んで見える繋がり。西川美和はその複雑な関係性を追求し、今作で初めて同性の“女”を物語の中心軸に据えることで、誰も観たことのない斬新な男女の物語を作り上げた。職業や環境の異なる女たちの、様々な【 愛 】への欲求と本音。西川独自の研ぎ澄まされた現実的な眼差しと、生々しさを感じさせるリアルな描写で迫り、都会の暗闇の中から女たちの真実の美しさや強さ、怖さを浮かび上がらせる。【 愛 】に翻弄され、日常から一転、堕ちていく男と女。自分にも、現実的にも起こり得る恋愛沙汰の顛末を覗き見しているかのように、緊張感溢れるスリリングな展開が繰り広げられていく。歯車の狂った夫婦と女たちの人生。その予測不可能な驚愕のエンディングは、絆なのか?破滅なのか?それとも…?

個性派揃いのキャスト陣が魅せる【男と女】の競演!

結婚詐欺を働く夫婦の妻・里子を演じるのは、『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』(09)で第33回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞ほか数多くの賞に輝き、大ヒットを記録した超問題作『告白』(10)以来の主演となる松たか子。献身的に夫を支える健気さと、詐欺を企み淡々と計画を進める怖さ。その両面を併せ持つ女の底知れぬ深みを迫真の演技で魅せる。夫・貫也を演じるのは、映画『舞妓Haaaan!!!』(07)で第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、TVドラマ「マルモのおきて」(11 /CX)で主演を務めるほか幅広いジャンルで活躍する阿部サダヲ。天性の愛嬌と口の上手さで女たちの心に入り込みながらも、行き先を見失って混乱していく男を表情豊かなキャラクターとして熱演する。そして夫婦の結婚詐欺に巻き込まれていく人々を、西川美和監督作への出演を熱望していた田中麗奈、鈴木砂羽、安藤玉恵、江原由夏、木村多江、伊勢谷友介、香川照之、笑福亭鶴瓶たちが演じ、物語を予期せぬ方向へと引っ張っていく。強烈な個性を持つ【男と女】の演技のぶつかり合いに、目が離せない。

写真:左から「ホームのベンチ。ビール片手の貫也、そばに疲れた様子の玲子。/雨の中。笑みを浮かべ、見上げる里子のアップ。/火の海と化した店の中に立つ貫也。/事務所で話す咲月と堂島。」

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